音楽。日常。ビール。2

好きな音楽や興味関心のあることについてだけ。

7/2(木)LOVE LIKE ROCK vol.7@Zepp Tokyo

今まで一度も自力で当てたことのないLLRのチケット。

今回はやたらと東京公演が多く、しかも平日公演もあったためあっさり当選。しかも念願の二階席♬

いつもなら生粋のaikoファンに譲るところだけど、せっかくなのでaikoのライブを知らない人を連れて行きました。東京のスタンディングじゃあまりに辛すぎるから。

 

けっこう後方の座席だったものの、センター寄りでものすごい観やすさ。LLRでこんなことって今までなかったから感動が大きい。。

 

セットリストはもうひとつのパターンが実は聴きたかったのだけれど、それでもとても満足のいく特別な曲が幾つも詰まったもので嬉しかった。

陽と陰→すべての夜→ボブの流れはなんなのかね、、胸いっぱい。

シャッターは何度も聴いてるけど初めてライブに行けたときを思い出すし、ジェットは相変わらずテンション上がりっぱなしになるし、ドライヤーはここでやるかwと思いながらもかなりぐっとくるし、恋愛ジャンキーはこれぞLLRだよなとしみじみしながらも気持ちよく帰り道を歩けるし。

そしてちらちらと挟み込むボーイフレンドや花火に同行者が喜んで、初めてながらも腕を上げて楽しんでいる姿にじーんとした。誘って良かったと確信できるのはaikoだからなのですよ。国民的ミュージシャンの尊さですよ。

ひとつ前の公演で?お尻を強打したらしくいつものごとくステージから花道から縦横無尽に駆け回るアクティブaikoを同行者にこれでもかと見せつけることができなかったことは痛恨の極みだけど、体調は気を付けてもらわないとね。若者とは言いがたい年齢だし。

楽しそうにしてるaikoを観ることが年に数回でも数年に一度でもずっとできてるのは本当にありがたい。変わっていく部分にさみしく感じることもあるけどガツガツとライブを重ねてずっと元気に歌っていてほしいな。

 

●セットリスト●

01 MILK

02 エナジー

03 ボーイフレンド

04 陽と陰

05 すべての夜

06 ボブ

07 白い道

08 透明ドロップ

09 雨は止む

10 スター

11 シャッター

12 ぬけがら

13 夢見る隙間

14 あたしの向こう

15 運命

16 ジェット

17 花火

EN

01 ドライヤー

02 未来を拾いに

03 恋愛ジャンキー

6/13(土)まじ娘@キネマ倶楽部

まじ娘ちゃんの記念すべき初・ワンマンライブ。

ストレイテナーのホリエさんがゲストで出演するということで、ホリエさん提供曲とそれに乗っかるまじ娘ちゃんの歌声に惹かれ、好奇心からチケットを探したんだけど、ちゃんと新しいアルバムの曲を聴いてみたところどんどんまじ娘ちゃんのことが気になって、かなり楽しみにしていたライブ。

 

意外にもキネマ倶楽部に来たのは初めてだったのだけど、立地はさておき雰囲気のある素敵な会場。二階へのらせん階段(だったような、、?)に味がある。

ステージはそこそこ高めで横長のため後ろにいてもわりと見やすい。

 

記憶が曖昧な部分もあるのだけど、ギター二人に鍵盤、ベース、ドラム、ボーカルまじ娘ちゃんの6人編成だったかな。ドラムがLITEの山本さんでベースが元woodered chiarieのゆたちんこと小野寺さん。VJは全編通してなかったかと(おぼろげ)。

 

最初はブルー系の民族風なアジアンテイスト衣装で出てきたまじ娘ちゃん。タイパンツっぽいボトムだったはず。

どの曲だか忘れたけど(ごめんなさい)横顔をこちらに見せながら歌う姿がとても美しかった。曲によって静かに歌ったり激しく歌ったり、目まぐるしく雰囲気が変わるので目が離せない。

アストロノーツのアウトロを何分も引っ張って、まじ娘ちゃんだけ一度引っ込んで衣装チェンジ。ベージュ系のワンピースだったかな。雰囲気がまたがらっと変わって少しメルヘンな感じ。

羊水の記憶を歌ったらコラボタイム。

みきとさんと一緒にまずは福寿草。一緒にライブを観た方から話には聴いていたけども、ごく普通のそのへんいいるおじ、、お兄さんでびっくり。

世田谷ナイトサファリはトリプルギターでめちゃくちゃアガる。盛り上がりがすごかった。まじ娘ちゃんの煽り気味な身振り手振り、歌い方、かっこいいなー。

アマデウスはみきとさんとホリエさんのダブルコラボ。彗星のパレードはホリエさんのギター入り(コーラスはなかた気がする)。

改めて、アマデウスを歌ったのがまじ娘ちゃんで良かったなと思った。歌のうまいボーカリストは数多くいるだろうけど、曲の魅力を存分に引き出してくれて、やっぱりホリエさんが歌ったとしたらこういう雰囲気を出すのだろうなと私の考えるところに行き着いてる気がして。

彗星のパレードはその後ネット上にも上がっていないしどんな曲かぼんやりとしか覚えていないけど、夜っぽくて涼しげな曲だった印象だけは残っている。寒い時期にリリースが決まって嬉しいな。

 

それから切なさ満点の曲たちをまたアツく歌ってくれて、アンコールにも応えてくれて終了。本編終わりの心做しの鬼気迫る歌は身じろぎすることも許されないようで、胸が苦しくなって涙がボロボロ止まらなくなった。本当にいい歌い方をする人だな。

 

●セットリスト●

01 end

02 ペテン師が笑う頃に

03 グロウフライ

04 アイロニー

05 独りんぼエンヴィー

06 近未来脳科学者

07 アストロノーツ

08 さよならミッドナイト

09 羊水の記憶

10 福寿草 w)みきとP

11 世田谷ナイトサファリ w)みきとP

12 アマデウス w)みきとP,ホリエアツシ

13 彗星のパレード w)ホリエアツシ

14 回らないトゥーシューズ

15 ローレライ

16 心做し

EN

01 September

02 ラストトレイン

 

私は歌い手という文化もボーカロイドという文化もいまいちよく知らなくて、わかろうという努力もしていないんだけど、どの畑であっても素晴らしいものはちゃんとあって、それに気づけるかどうかなんだろうな。

まじ娘ちゃんの歌声・歌い方はパワーがみなぎっていてもちろん魅力的なのだけど、彼女の作る曲もなかなか引っ掛かるところがあるので、もっと追ってみたい。もっと多くの人に伝わるチャンスが巡ってくるよう願ってます。

 

6/7(日)tour geeks 2015@赤坂ブリッツ(ストレイテナー)

モーサム百々さん、時雨の345ちゃん、ラルクyukihiro氏によるスリーピースバンド、geek sleep sheepのコンセプトツアー?東京公演。テーマは90'sUK

直前まで行くか悩んだけれどやっぱり行ってしまった。

最初はテナーさんの演奏。ワンマンツアー後初めて観るライブだったのもあり曲数に物足りなさを感じたけれど、数えてみたら意外とやってるじゃん…。

ワールドレコード始まりで初っ端からアゲていき、3曲目に羊の群れは~。この日なら演奏するんだろうなと思ってた。

百々さんを交えてのキラチュンは百々さんのガツンとくるギターとセクシーな歌声のおかげで普段のテナーには見られない色気漂う妖しい曲となっていた。こういうアプローチ素敵だな。

そしてテナー的90'sUK曲はスピリチュアアライズドのエレクトリシティ。既にカバー済みの曲だけどライブで聴けたことはほとんどなかったからかなり嬉しかった。今のテナーならこういうカバーしちゃうかなーって思うくらい若々しいカバーだと今聴くと思っちゃう。

ワンマンツアーの余韻を感じさせるThe Place~や冬の太陽もあって、個人的にはとても楽しめた。

 

●セットリスト●

01 The World Record

02 Super Magical Illusion

03 羊の群れは丘を登る

04 シンデレラソング

05 KILLER TUNE w)百々さん

06 Electricity(Spiritualized)

07 シンクロ

08 彩雲

09 ThePlace Has No Name

10 冬の太陽

11 Melodic Storm

お次はもちろんギークの演奏。まったく曲を知らない状態で観に行ったんだけど、シューゲだけではなく激しめのロックな曲もあるのだとびっくり。

VJを使いつつ、カバーを挟みつつ、おもしろかった。

ドラムのユキヒロさんが本当にキレイなドラムを叩いていて御見それした。ドラマーってみなさん個性があるけど美しいドラムは好みに関係なく心惹かれるよね。

私はギークならシューゲ寄りの曲が好きだなと感じた。みよこちゃんの声をこういう曲に使うのずるい。素敵。

セットリストは以下のとおりの模様。

●セットリスト●

01 feedback

02 planet ghost

03 lost song

04 Candy,I love you

05 Addicted

06 Wide Open Space(Mansun) w)ホリエアツシ

07 Horror Head(Curve)

08 night cruising

09 Strange Circus

10 Kaleidoscope

11 Kakurenbo

EN

01 MOTORCYCLE

02 hitsuji

 

この日は5年ほどご無沙汰していたライブ仲間のお姉さんと再会してものすごく驚いたとともに嬉しくなった。

またね、がどこかで実現するのは偶然でもいいな。

6/6(土)GRAPVINE@豊洲PIT

ひと月前に横浜で同ツアーを観たらあまりにもライブが楽しくて、直前にチケットを譲っていただいて行ってきた。バインのツアーファイナル。

横浜公演とセットリストに異なる部分がけっこうあり、さらに脂ののった演奏を観れて大満足。

数年前のアルバムに収録されているシルバラードの破壊力。あんなにいい曲だったか。感動した。。確実に今の演奏のほうが私にはぐっときてるよ。

アンコールラストのB.D.Sもこれまた良かった。バンドの状態がいいんだろうなーって思わせてくれる居心地のよい演奏。バインの音の持つ絶妙な余白も好きだな。

 

それから、PITは音の悪さに私が敬遠している会場なのだけど、この日の音響はさすがでした。

PAさんの力量が発揮されるものなのかね(4月のテナーはライブの良さはさておき酷い音響だったよ)。

 

年に数回観るか観ないかのバインさんですが、コンスタントに素敵なライブをやってくれるので、ツアーはなるべくちゃんと観ておきたいな。

新しいアルバムの曲への愛着も増すし。忘れかけてた(アルバムだいぶ出してるから、、)曲を思い出して「これこれー!」とニヤニヤもできるし。

 

●セットリスト●

01 IPA

02 Empty Song

03 SOUL FOUNDATION

04 Tinydogs

05 スラップスティック

06 アルファビル

07 MAWATA

08 1977

09 流転

10 Big tree song

11 Darlin' from hell

12 片側一車線の夢

13 死番虫

14 Weight

15 Silverado

16 KOL

17 疾走

18 Esq.

19 覚醒

20 サクリファイス

21 吹曝しのシェヴィ

EN

01 NOS

02 羽根

03 アンチ・ハレルヤ

04 B.D.S

5/24(日)APOGEE / 80kidz@渋谷ラママ

年に数回しかライブをやらないAPOGEEがライブをやるってんだから友人にチケットを取ってもらったら、とても良い場所で両バンドとも楽しむことができて、もう、しあわせすぎた…。

最初がAPOGEEでした。ちょっとばっかり意外。

内垣さんのベースを超至近距離で拝むことができてこの上ない眼福の時間。ありがたや…。

この日のセットリストは前回のセットリストともけっこう近いもので、ほとんどが一番新しいアルバムの曲、そしてシングルの曲。

APOGEEは魅力的な曲が数えきれないほどあって、聴きたい曲なんて挙げだしたらそんなのキリがなくなってしまうんです。

で、古い曲にも最高に躍らせてくれる曲は幾つもあって、定番とも言えるそういった曲をちょいちょい挟むことだってツーマンだしできたと思うんです。

それでもそういうことをせず、9割方新しめの曲でセットを組んで盛り上げたことはとても意味のあることだと思ったのです。。。

すごくいいライブだったよ。ずっといい曲を生み出しているんだなとひしひしと感じたし、数少ないライブの中で、自分たちのやりたいことをやってるんだろうなという気がして頼もしくなっちゃった。

個人的には、至近距離で永野さんの歌を聴くことのできた大好きなGraymanで死にかけました。いつまでもずっとずっと心に留めておきたい大切な曲。演奏してくれて本当にありがとう。

 

二番手に演奏した80kidz。実は何年も前に、彼らの音にどっぷりな時期があって、ひたすらアルバムをヘビロテしてたこともあった。

ただライブは一度も観たことがなく、メンバーの顔すら知らず(ほぼ公開されていないということも一因ではある)、そんな状態での初めての80。

私が聴かなくなってからギターをけっこう使う曲も作り出したのか、なかなかアリ君がギターをがしゃがしゃやってる姿も見られてびっくり。

それでもメロディのキレイで印象的なリフ?の曲はあって少しほっとした。

ただ、何年も聴いていなかったのに知ってる曲だらけのセットリストに正直戸惑った部分も。リリースは続いていたのだろうし、ライブは決まった曲だけしかやらないとかそんなのがあるのかなと。

好きな曲を直に聴けるという喜びはもちろんあったし、その時はテンションぶちあがって踊りまくったしかっこよくてやっぱり80はいいじゃんかー!と思えたんだけどね。

ちゃんと最近の曲も聴いてみたいな。

 

思うところはあったけれど、ダンスロックのこの二組の対バン、本当に嬉しかった。

ブッキングをした方には感謝しかないな…。

5/23(土)NRQ / 片想い@御谷湯

台東区にある温泉『御谷湯(みこくゆ)』。こちらがリニューアルするということで、こちらの店員さんである片想いというバンドのボーカル三味線のシンさん企画ということになるのかな、、?

まだお湯の張られていない浴槽でDJを聴いてみたり、バンドの演奏を聴いてみたり、脱衣所でお酒を買ってみたり、、という、実にフリーダムなイベント。

私は都合により遅れての参加となり、NRQとあだち麗三郎さんの二つのライブはお目にかかれず。

着いてすぐに1Fで始まった伴瀬朝彦さんの弾き語りから観始めた。

ギター片手にいつも以上にラフな格好で現れる伴瀬さん。

よくライブで演奏する曲をバランスよくやっていました。

いつもより明るめというか、暗め(というと語弊があるね)な曲は控えめだったかと。

途中であだちさんがティンパニ(ただの木琴?)を叩いてみたり、NRQのベース服部氏が加わってみたり。

普段聴けないような味わいもあって実に良かった◎

どんな編成でもどんな環境でもしっくりくるものを見せてくれるから伴瀬さんは観ていて嬉しくなる。

 

伴瀬さん弾き語りの後は4階?で片想いのお待ちかねのライブ!

昨年12月に高円寺で行われたライブ以降たしかお休みしていたんだよね…。

場所が温泉ということで、開放感はないし観ていた場所もよろしくなくていい音で聴くことはできなかったんだけど、それでも久々の片想いが見れたことは素直に喜べた。

ライブ中にペインティングを終えられた(午前中もずっと温泉の富士山の画を描いてらしたはず)絵師の丸山さんの笑顔が素敵すぎて思わずホロッといきそうになった。日本に三人しかいないそうですよ、銭湯絵師さんというのは。ずっとペインティングを見ることができたわけではないけれど、画が完成したときの拍手にニコニコする丸山さんが本当にいい顔をされてたんだよね。職人さんってやっぱかっこいいな。私にはうまいこと何も言えないけど。。

 

片想いのセットリストは順不同でこんな感じ。人の感想から拾ってきたけど多分そんな感じだったと思います。

●セットリスト●

グッドエネルギーシンキングタイム

DAILY DISCO

いとしいな

レクリエーションソング

踊る理由

山の方から来てくれればいいのに

踊れ!洗濯機

管によせて

 

管によせてはNRQの面々も混ざって(皆が演奏してるわけではなくwステージでコーラスを辛うじてやってらっしゃる方も)の大編成で。お楽しみタイムですね。

個人的に大好きないとしいなを久々に聴けてすごく嬉しかった。

単純明快な日本語のこの歌詞が私にはとてもいとしく思えます。

 

短時間しかいられなかったけれど、(空の)湯船に入れるし(お湯のない)露天風呂に入れるし、温泉に浸かりながらスカイツリーは見れるし、とてもいい時間だった。

こんな場所で?!というシチュエーションでのライブ、何度行っても楽しいから、これからもどんどん、いろんな方にやってほしい。

5/18(月)LIVE FOR NIPPON vol.48@下北沢風知空知

タイジさんが311後から継続して行っているLIVE FOR NIPPONにホリエさんがゲストで出演するとのことで、仕事後必死こいて電話かけてなんとか参加することができた。

椅子に座りながらゆっくりとお二人の弾き語りを聴けるというのは贅沢すぎた。

実は、初回か2回目かのタイジさんの弾き語りは当時UST配信を暗い部屋の中でじっと聴いていた記憶があります。いろいろと重なって外にライブにほとんど行くこともなく、部屋でばかり音楽を聴いていたな。

 

タイジ弾き語りというのは生で観たことはなかったけれど、シアターブルックはほんの少しかじってるので知ってる曲もあった。というか、ホリエさんが好きなシアターブルックは私のそれと間違いなく被ってる。

タイジのギターの音はかっちょいいんだよね。観てるとニヤニヤしちゃう。

間近で観るタイジは足がすごく細くて少しびっくりした…。

ホリエさんのギターの音も好きだけど、お二人は全然違うから、どちらも個が際立って面白かった。

ホリエさんのセットリストはこちら。順不同。探して見つからなかったので自分の記憶頼みです。

●セットリスト●

冬の太陽

Farewell Dear Deadman

彩雲

とんぼ(長渕剛)※物真似w

金星(ELLEGARDEN

心臓の目覚める時(THEATRE BROOK)※タイジとコラボでほとんどコーラス+ギター

No

 

エルレカバーは原曲の良さももちろんあってあんな風にステキに聞こえるのだろうな。

冬の太陽は再三叫んでるけど、あのサビでのウォーウォーは何度聴いてもたまらないよ。ホリエさんの声はだめだなーツボを突かれて涙がぴょこっと飛び出そうになるの困る。

とんぼの物真似は掠れ声をうまく出していて面白かった!笑確かNoを歌った前後にあれを挟んだんだよね。ライブの雰囲気を壊さずに伝えたいことはちゃんと伝えるという、ホリエ氏の能力の高さをほめたいですね。

それだけ想いを込めているのだからこっちもそれをちゃんと受け止められたら嬉しいな。

 

ホリエ氏の歌は次いつ聴けるか定かでないけどシアターはエゾにも来てくれるし夏がまた楽しみ。