音楽。日常。ビール。2

好きな音楽や興味関心のあることについてだけ。

【二日目】RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZO

ライジング二日目は朝からほぼひっきりなしに雨降り(初日のFNS終了後から本降りになった模様)。

スクービーから踊り倒してスタートするつもりが、風呂上りにゴアテックスの上着と履いてきたマーチン(スカート×レギンスで足首から浸水)を乾かすためテントでゴロゴロ。こんなにまったりスタートするライジングは初めてだったかも。

 

【観たもの】

フジファブリック@RAINBOW

盛り上がる曲を詰め込みましたーなセット。ダンス2000があれば完璧だな。

北海道にちなんだ曲としてGumとLIFEを演奏してくれたんだけど、この二曲が良かった。LIFEの入りの、ちょっと情けない(?)歌い方が好きなんだよね。雨で多少気持ちは落ちていたけど気持ちが上がった。Surfer Kingではスカパラホーンズにちょっと期待したたんだけどな。

●セットリスト●

(リハで夜明けのBEAT※ボーカルなし)銀河/カンヌの休日/Sugar!!/虹/Gum/LIFE/SUPER!!/Surfer King/若者のすべて

長岡亮介(ペトロールズ)@BOHEMIAN GARDEN

そんなに曲は知らなくても、観るたびに穏やかな気持ちにさせてくれるのでついつい足を運んでしまう長岡さんのステージ。雨に打たれながら聴く長岡さんのギター、歌声もとてもステキだった。最後の最後に雨の演奏をしてくれたのは憎いよね。ゆるゆるのMCも、ライジング、ボヘミアンの空気によく似合ってた。

・Nulbarich@RAINBOW

ようやくライブを観ることのできたナルバリッチ。

7人編成だったかな?ボーカル以外がかなりステージの端に寄ってて、不思議な立ち位置だなと思って観てたけど、ボーカルメインのプロジェクト(?)だからなのかね。

人数多くても全体的に全然煩くなくて音の隙間が心地よかったけど、屋根のないステージの方がきっと似合う。ボヘミアンかレッドで次は聴きたいな。

・シンリズム@BOHEMIAN CIRCUS

ほんの数曲で泣く泣く移動しちゃったけど、ループマシンを使う一人シンリズムver.だったのでとても面白かった!間近で観るとワクワクが増す。場所柄人があまり集まらないのがちょっと勿体ない。

去年はバンドで、今年はデュオ(と言っていいの?)での弾き語りにソロにと、様々なステージに出てる彼はWESSの方に好かれてるんでしょう。嬉しい。また呼んでもらえるかな。

・成山剛(Sleepy.ab)@TAIRA-CREW

毎年恒例になりつつある(バンドや成山内も含め)成山さんのステージ。今年もタイラクルーにて。雨がそれなりに降っていたこともあり、時間帯が18時台ということもあり、今年は寝ずに立ったまま鑑賞。

最初の一曲は福原美穂さんとのApologiesでちょっと豪華。どの曲も雨の音、葉っぱの揺れる音、鳥のさえずりなど、タイラクルーだからこそ感じられる自然の音との混ざり合いが最高だった。最後に持ってきたねむろ、もうこの森では聴けないんだと思うとちょっと泣いた。

イラクルーはこの森でやるのは今年が最後とのこと、場所が変わるの?なくなるの?

またいつか、森の中で成山さんの歌声を聴ける日がきたらいいな。いつも至福の時間をありがとうございました。

CORNELIUS@RED STAR FIELD

ツアー前に、大好きなライジングの大好きなレッドスターで聴けるだなんて。

張り切りすぎて、コーネリアス前にテントで休息を取って、珈琲を飲みながら万全の状態で臨んだ。

始まる前から白い幕に映し出される砂のような波打つ映像。

Mellow Wavesのshowとしてオープニングとエンディングは演出されてて、リリパと同じだったけど、同じであっても全然退屈しない。60分間、Mellow Wavesの世界に誘われる完璧なshowだった。レッドのような大きなステージだと映像・演奏ともにさらに映えて、より世界観に入り込めるのね。最新作からは4曲しか演奏してないけど、それでもしっかりMellow Wavesの世界が成り立ってるんだから凄い。何度見ても四人ともかっこよすぎて笑えてしまう。最強。

前方エリアにいたおかげで周りは食い入るように見つめていたけど、あまりに楽しくて変な声出ちゃったし腕挙げちゃった。お酒がなくても酔える音。大好き。

あと10年後なんて言わないで、またすぐにでも出てほしい。楽しかったーーーーー。

・D.A.N@RAINBOW

少しだけでもと思い楽しみにしてたのに、前のアクト(DJ)が押してしまい一曲しか観ること叶わず…。妖しい雰囲気が夜によく似合ってた。勿体ないことしたな。

Suchmos@RED STAR FIELD

23:40にスタートとのことで期待せずにはいられない、個人的に初の真夜中サチモス。

雨がそれなりに降っていたためレインウェアを着たままだったけれど、あほみたいに踊り倒した。MINTやWIPERといったシングル曲を封印してアルバム曲をやってしまうんだもの。AlrightやGAGAも良かったけど、個人的にはTOBACCO→SNOOZEの流れが完璧だと思った。日付変わってから演奏してたけど、夜中に雨に打たれて聴くこの二曲はほんとうに泣ける。特にTOBACCOの歌詞の沁みることこの上なし。

あと、「EZO!EZO!!!」と煽るヨンスにニヤニヤが止まらなかった。

自分たちのスタイルを貫いていくんだろうなと、彼らの意志を感じるのはセットリストからもそうなんだけど、それに加え、MCであそこまでフェスを作る側・私たち参加者へのリスペクトを語ってくれるミュージシャン、私は知らない。ヨンスのかっこよさは多分そういうところから滲み出てくるものだね。痺れた。

次はキャパで言えばサンステかもしれないけれど、私はまたレッドで観たい。

●セットリスト●

S.G.S4(Short)/YMM/Alright/BODY/FACE/TOBACCO/SNOOZE/STAY TUNE/GAGA/OVERSTAND

くるり@SUN

テントで仮眠を取ってから最後は起きてるテント班でオオトリのくるりへ。

気が付いたら始まっていたし、インスト?の知らない曲の時に眠くなってきてビスコを齧ったり。この最後の時間帯の極限との闘い(?)も面白いよね。

古い知ってる曲を聴けて喜んだり、ライブで聴いてみたら上海蟹の曲が意外にもかっこよかったり。アンコールはロックンロールの一曲のみで、涙ぐましいMCは一切なく、「またね~」の岸田さんの言葉であっさり終わってしまったけれど、朝日も朝焼けも見れないどんよりした空にはこんな終わり方もいいのかも。

 

【食べたもの】

ニートースト(ルタオ)、グリーンカレー(PROVO近く)、アメリカンクッキー(チョコチップたっぷり)&珈琲(レッドすぐ後ろの専門店、名前失念)、想いの茸チーズ、カレーラーメン(終演後もやってたサンステ向いのお店)、生ビール×2、ラムチャイ(タイラクルー)、スイカラガー、水