音楽。日常。ビール。2

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1/9(土)~2/12(金)米津玄師 2016 TOUR/音楽隊①

今さらだけど米津君の『Bremen』リリースツアーの感想を。

今回のツアーは前回までよりずっと内容が充実しているというか、アルバムリリースのタイミングということもあって世界観が統一されていてより濃いライブを一本一本できていたのかなと思った。

私が参加したのは東京4公演と福岡の5つ。ひとつひとつちょろっと書いてみる。

まず1/9(土)Zepp Divercity公演。演奏自体は初日ということもあり極端に良いとも良くないとも感じなかったのだけど、本人の気持ちが下向きだったのか、MCがどんよりしてて不安になった。一本目からこれかーと。

今までになかった影絵を使ったオープニング(もちろん米津くんの描いたキャラクターを用いてた)、MCでの煽り文句(「まだまだ行けるよねぇー?」みたいなもの)、凝った照明(曲により様々でこれは本当に面白かった)などなど新しい試み?が多くてとてもこの一日だけでは情報を飲み込み切れなかった。。

 

そして1/30(土)のZepp Fukuoka公演。

番号が良かったこともありなかなか前の方で観れた。ひとつ前の仙台公演がメンバーのインフル発症につき延期となっていったこともあり、客のくせに私までものすごーく緊張したんだけど、初日とは見違えるほど素敵なライブをやってのけてました。思わず涙ぐんでしまったりね。4人の演奏にまとまりがあるし、気合いの入り方が全然違うし、何よりドラムの堀君の演奏がとても力強くなっていて、彼のドラムがバンドを支えて始めてると強く感じた(失礼ですみません)。「再上映」のドラムとか最高だったよ!

 

2/6(土)のZepp Tokyo公演は左寄りの段差の上で観たかな?福岡同様安定した演奏だった。特別変わったこともなかったけど照明を目に焼き付けようと必死にステージを観ましたよ。

2/11(木・祝)の豊洲PIT公演は番号が最後方だったこともありステージのほぼ見えない位置で鑑賞したんだけど、フロアの前方と後方の温度差みたいなものが面白かった。もちろん後方でもノリノリの人はいるんだけど、前方に比べたらね。

この日はパンダヒーローを演奏せずマトリョシカを演奏。他はよその公演と曲自体は同じ。MCで『Bremen』のアルバムを制作した当時豊洲に住んでいたことを話したんだけど、それ言うの遅くないか?!と吃驚した。その話知ってたら皆挙って地方からも豊洲に無理してでも観に来たんじゃないか。

2/12(金)は豊洲PIT公演二日目、そしてツアーファイナル。内容自体が他の公演と大幅に変わるなんてことはなかったしアンコールも平常運転の一回キリだったけど、それでもどことなくファイナルらしさはあったのかなと思う。そうそう、豊洲PITはゼップとは違い、OPの影絵をすべてステージを覆う紗幕に映し出してたはず(ゼップは横幅が足りないのかサイドの壁にも映し出していた)。

特に印象に残っているのが「ホープランド」のシャウトの部分。照明が赤系と緑系でぐちゃぐちゃしたものなんだけど、そのぐちゃぐちゃっぷりが特にこの日はすさまじく感じられて。汚くて美しかった。

 

セットリストと照明とそのほかはその②へ。