音楽。日常。ビール。2

好きな音楽や興味関心のあることについてだけ。

8/2(日)RIJF2015②@ひたちなか海浜公園

スピッツを観終え、久々のソイルのライブでこういうのも楽しいんだよなーとゆるく踊り、いよいよの米津君の初・夏フェスステージ。

入場規制があったのかは知らないけれど、溢れんばかりの人がPARK STAGEに押し寄せてきて、私もかろうじてステージが見えるかなというステージ向かって下手にスタンバイ。

いつもどおりのSEにのってこれまでのツアーと変わらぬメンバーで登場。陽は落ちつつあるものの完全な暗闇にはなっておらず。

米津君はまたしても白装束。笑

 

序盤から幽霊船→駄菓子屋商売と攻めてく米津くん。駄菓子屋のときの煽りが自然というか、以前より様になっていていい感じ。

ボカロ曲が特に盛り上がってみんなの熱気がすごい。。

踊るというよりは指さしをやっているだけなのでなんだかなと思うけど、私が思っている以上にジャパンフェスに来るような十代の人たち誰もが知ってる曲を持っているのだなと。

何万再生とか言われてもその世界は私にはよくわからないものなので、こうして現実に熱狂している人たちを見ることで米津君の曲の影響力を肌で感じられるというのかな。。とにかくすごい盛り上がり。

米津君は歌詞が飛ぶところが時々あれど、なんとか勢いで乗り切っていった模様。

 

そしてみんなが待ち侘びていたであろうアイネクライネ。

ちょうどアイネ~を演奏するときに陽が完全に落ちて真っ暗闇になったんだよね。図ったのかというくらい絶妙なタイミング。そこでライブアレンジのアイネ~のぼんやりしたイントロ、ギター。完璧じゃないですか。

近くにいた女の子が泣きながら真剣に耳を傾ける様がとても綺麗でぐっときた。

個人的にもこれだけ大勢の前で演奏されるアイネ~を聴けたことには喜びが大きくて思わずホロッとした。フェスだとファン以外ももちろんいるはずなのでイヤな空気があるというか、なんだかなーと思う人がいることも往々にしてあるんだけど、米津くんはこのステージのトリだったこともあってか、彼のライブを心待ちにしていた人たちの想いがあちこちに落ちているのが感じられて、特にそれをアイネ~の時に感じられて、尺は短くとも来て本当に良かったなと思った。

というよりも、フェスに出るようになってくれてよかったなと。

 

締めは新曲のアンビリーバーズを。ネット上でもなく、リアルな、フェスというリアルな場所での新曲初披露にはまた個人的にぐっとくるものがあった。face to faceはやっぱり他とは違うと思うんだ。

歌詞は出てこなくなってこっちが不安になる場面もあったけれど、堂々としてステージに立ち、楽しそうにフロアタムを叩きそのスティックをくるりと滑らかに投げ捨てていて、いい状態でフェスに臨めているのだろうなと感じられた。

表情はあまりよくわからなかったけれど、声の調子も悪くなく、ライブの流れもスムーズでかなりいいライブだった。

主観が入るけれど、私が観た3つの夏フェスの中でダントツのステージでした。

その場にいられて良かったなー。

 

●セットリスト●

01 ゴーゴー幽霊船

02 駄菓子屋商売

03 メランコリーキッチン

04 パンダヒーロー

05 ドーナツホール

06 マトリョシカ

07 アイネクライネ

08 アンビリーバーズ