12/17(水)~ホームランバッター~よしむらひらく / タカハシヒョウリ@秋葉原GOODMAN
両者ともに対バン数の多いイベントに出ることが多くなかなか観に行けないことが多くて残念なんだけど、こんな風に二人がイベントをやってくれるだなんて。嬉しい限り。
順番がよしむらひらく弾き語り→タカハシヒョウリ弾き語り→タカハシバンド→よしむらバンド、だったかと。
とりあえずよしむらさんのほうから感想を。
その前にセットリスト。
【弾き語り】
01 つきのうみ
02 かくしごと
03 緩やかな奇跡
【バンドセット】
01 決壊
02 67年のラブソング
03 夜に間に合うか
04 heart
05 真夏の嵐
06 灰色の街を眺む
07 狐の嫁入り
08 井の頭
09 夜風に吹かれて
10 春
たった三曲されど三曲、弾き語りを聴いただけで、この日はもう来てよかったなって思い涙ぐむくらい良かった…。
リクエストだった三曲のようで、『つきのうみ』のリクエストがあったの嬉しすぎた。アレンジがいいというのもあるけれど、それ以上に丁寧に丁寧に歌ってくれたところにぐっときて。歌詞をやたら噛み締めてしまった。
二曲目の『かくしごと』は私のリクエスト。
リクエストする少し前、11月のひんやりした朝6時の空気にとてもマッチしてて、暗い曲だけどなぜか光を放ってるように思えて、勢いに任せて言っちゃった。
歌詞を見ながら歌ってくれて、ちょっと申し訳なかったな。
お願いした2曲両方やらないわけにはいかなくて無理してくれたんだろうと思うと…。
バンドセットも調子よかったみたいで、終始楽しそうなよしむらさん。
ファンでない友人から見たらそうでもなかったようだけど。
長い尺だと古い曲もあれもこれも~ってなりがちだけど、ここ数年の曲多めでまとめてきていたところが良かった。
これが聴けてめちゃくちゃ嬉しいなーとかテンションがダダ上がりになるとかはそうそうないんだけど、やっぱりこの人の歌は心地よい。自分の肌に合うんだろうなと。
今年観た数回のライブはどれもいいステージだったんだけど、その中でも特に良い方だったと思う。
不思議な人だよなー。
ヒョウリ君のセットリストは拾えず。。
弾き語りでの彼の色気には思わず笑っちゃった。
ルックスにも歌い方にも艶やかさがあって、よしむらさんとは全然別物の魅力を持ってる。『サイハテソング』の弾き語りがあんなに化けるとは思わなかった(前回観たときは納得いかなかったもんで)。
うまくは言えないけれど、間違いなく、春や夏よりも彼の歌の説得力が増したと思ったんだ。
バンドセットはよくもまぁこんな雑多な人たちでまとまったものを作れるなーと!笑
なかなかに個性の強いメンバーだと思うんだけど、どうでしょう。知らない曲ばかりだったけれど、十分に楽しめた。
鍵盤のアラカキさん作曲の曲が一枚上手というか、抜きんでてた
気がする。サックスも入るしで、とても華やかなんだよね。
オワリカラというバンドではできないことをやろうとしてるのがよく伝わってきて面白かった。
CDを買うことができなかったことだけは心残り。
最後にほんの少し。
私がよしむらさんにリクエストしたもう一曲である『サマーナイト / ハードレイン』は一度もライブで演奏したことがないらしい。あんなにかっこいい曲なのに、勿体ない。
思い入れが強くてやらないという部分も無きにしも非ずかな。
それでも、あんな素敵な曲は、聴いたことのない人にも届いてほしいなと思うのです。
いつかずっと先でも構わないので、この曲が陽の目を見る日が来るといいなと願ってる。