音楽。日常。ビール。2

好きな音楽や興味関心のあることについてだけ。

雑記

白髪頭になっても、それこそライブに行くのが体力的につらくなってきても、何年経っても変わらずに、あの人が確かに生きていて私の目の前でギターを弾きながら口元を歪め歌っていた時間が存在したことを思い出してしまうんだろうなと、クリスマスイブの日に亡くなってしまったあの人の曲を聴きながら、今年もそんなことを考える。
デビューしてからで数えると、来年中にはフジファブリックは志村不在での期間のほうが長くなるんだ。信じられる?
あともう少しで私も彼の年齢を追い越すし、他のメンバーも私たちファンも皆々老いていく。

5年もの月日が経ち感傷的になることは減り「生きていたら〜だったのに」なんて幻想はあまり抱かなくなった一方で、志村がいなくなったことがますます信じられなくなっていく。
今もどこかで生きているんじゃないか、私の世界だけどこかでヒトとズレてしまってて、本当は今も素敵な曲をたくさん作って歌い続けているんじゃないかと。
私もいいか加減いい年なのに。
それほどにやっぱり遠い存在で、ずっと側にあってほしかった音楽を作る人で。毎年毎年こんな気持ちを外向けで書くことに何の意味もないだろうけど、どうしても書かずにはいられない。

どう考え直してみても、志村のいない世界は納得がいかないよ。