音楽。日常。ビール。2

好きな音楽や興味関心のあることについてだけ。

9/22(月)syrup16g@東京国際フォーラム

タイトルを書くだけでドキドする。あ、シロップのライブに私は行ったんだ、と。

仕事を終わらせて必死で走って有楽町へ。
定時退社でも有楽町は遠くて、電車の時間は万全に調べてなんとか間に合うことはわかっているのに、間に合わなかったらどうしようかなんて緊張する。

座席は二階の上手三列目だったかな。
ライブの前日までは正直全くと言っていいほど実感が湧かなかったのに、当日は緊張しすきて足がふわふわ、お腹は痛い。
会場に入り緊張を解すためにビールを飲んで、席へ。
開演まで10分程度しかなかったのに、これが途方もなく長いような、あっという間のような。


ライブはというと、私の想像を遥かに上回る格好良さで、自分の中でおそらく造り上げてしまっていたシロップ像は崩れた。もうちょっと危ういのかと思ってたんだ。
もちろん、完璧さはないけれど、とてもバンドらしくて、それがいいんだよ。これからに期待できちゃうわけだし。
新譜『hurt』の曲は9割方演奏してくれて、他の曲はそれぞれアルバムから満遍なく。
プレミアムなライブをやっている感じは特になくて、あくまでツアーとして、新しいアルバムが出たので来ました~みたいな演奏で、そこがどうしようもなく泣けてしまった。
生きていたらこんな日が来ることもあるんだな。

感傷に浸ることはなかったものの、そこでsyrup16gが演奏していて、それを嬉しく思いながら聴いてると涙が止まらなかったです…。
新譜の曲たちはライブで聴いたらもっと好きになってきたし、旧曲はライブだとこういう魅力もあるのかと惚れ惚れした。
特筆したいのはリズム隊二人の五十嵐さんを支えているあの感じ。
特に、失礼ながら今までなんとも思ってなかった中畑さんのドラムが馬鹿じゃないの!と叫びたくなるくらいにかっこよくて。もう本当に笑っちゃうくらいかっこよくて。気付くの遅すぎだなーと。

これを仕上げている10月下旬はツアーからひと月しか経ってないのに、もう半年一年観れてないんじゃないかというくらいの恋しさがある。マイペースでいてくれていいんだけど、あんなに素敵なライブを観てしまったら誰だって欲張りになる。

大阪会場でのMCや雑誌のインタビューを読み漁って、またそう遠くない日にこの三人でsyrup16gしてライブをしてくれるかもしれないと思えたし、待つことを許された気がした。

待つのは勝手だけど、「またね」があっての待つということは一方的に待つこととは全然違うよね。

着地点がわからなくなってきた!

とりあえず、活動してくれて死ぬほど嬉しい!
中畑さんのドラムを追いかけ回したい!
黄金の左足が見れて嬉しい!
旅立ちの歌、実は五十嵐さん好きなんでしょ!
シロップがあほみたいに好き!!!


穏やかな気持ちで待つよー